緋色と翡翠雫の欠片


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御子柴圭×珠洲

存在理由  御子柴×珠洲

   ―――ただ、ただ、求めていた―――

   ―――何を何を求めているのか―――

   ―――それさえ、わからずに…―――

   ―――暗闇に手を延ばして―――――

   ―――永遠という時を彷徨う――――



作成者:はな





  存在理由











   ―――ただ、ただ、求めていた―――

   ―――何を何を求めているのか―――

   ―――それさえ、わからずに…―――

   ―――暗闇に手を延ばして―――――

   ―――永遠という時を彷徨う――――




 もう、全ては、終わったはず…

 それでも、まだこの胸に犇く暗い仄か。

気付いていても、見ない振りをして己さえ欺く。

限界だと本当は悲痛な悲鳴を上げているというのに…

眼を閉じて、見ない聞こえない何もわからないと嘘を付き通してきた。

 どんなに時をかけてこの世に存在し続けてきた人間とは思えない程の未熟さ。

千年という長い時間、二千年という遥かな時。

忙殺され埋没してしまうほど気の長い生の中を己は何を見続けてきたのか…

漠然とありのまま受け入れ疑問も抱かず、我が主として使えてきた事を

今更悔やむことはないけれど…それでも唯一無二と永遠の誓いを交わした愛しい姫を…

裏切り続けてきた事を…今なお自身は許せないと苛み続けている。

優しい現在の玉依姫、偽りの真実から己を解放しあるべき姿に戻してくれたことを感謝している。

 それでも長い間、幾千という時の中を叫び続けたかった真の言葉を心の中、奥深く澱となって濁り漂う燻る想い。

気付いていた、気付いていたのに…それでもかの姫の呪いは己から全てを奪い、手中に収めて偽りの呪いを囁き続けた。

今はその呪縛からも解き放たれ光ある世界に降りたった。

過去の記憶に身を焼き尽くさんばかりの業火に眠れない夜を何度過ごしたか分からないが…その度に優しい腕(かいな)で抱きしめられ安らかな眠りを促される。

玉依姫(珠洲)…貴方に永遠の忠誠と永久(とこしえ)の愛を捧げる。

 だから…もう一度この腕で貴方を守り続けることを愛し続けること許して下さいと願う。

いかなる災厄からも貴方を全身全霊で守り続けることを誓います。

貴方の慈悲深い心を守り続けるとここに永久の誓いを立てること宣言します。

 だから…玉依姫(珠洲)私の腕の中で幸福の夢を見てほしい。

私にだけその愛を語り囁き続けてくれることを私は切に願うのだ。

 もう過去のことに囚われ己を苛む事はないだろう…もしまた同じことが起るとしても…

私の傍らで眠り続ける貴方(珠洲)がいれば…私に眠れぬ夜は訪れることはない。

私には貴方だけ…貴方だけがいれば何もいらないのだ。

 もう一度私の告白を聞いて紅く熟れた果実のような貴方を召し上がるのも悪くはないと私は不埒な笑みを浮かべた。

朝日とともに貴方に仕掛ける悪戯を…初代玉依姫は苦笑を浮かべて見逃してくれる事だろう。



「愛しています…」
すやすやと私の腕の中で眠る珠洲の寝顔にくすりと口元に笑みを刻んで…

「永遠なるる愛と忠誠を貴方に…」
う~んと寝返りを打ち私の胸に頬を摺り寄せた珠洲に私は顔を近づけてその頬に唇を落とす。

 軽く触れた頬は珠洲と同じように温かい体温で私は微笑みながら珠洲の愛しい体を確りと抱きしめて眼を閉じた。


 光ある未来を見つけた。

 彷徨い続けた先で手を延ばせば、温かい光に包まれた貴方(珠洲)がいた。



   ―――もう、苦しまなくてもいいと―――

   ―――優しく抱きしめてくれた―――――

   ―――貴方の深い深い愛で―――――――

   ―――全てのことから救い上げてくれた―


 散りの様に霧散していた私の記憶を拾い集め本当の私を見つけてくれた。


   ―――貴方だけが私の真実―――――――

   ―――暗い世界に灯る暖かい光―――――

   ―――貴方だけを愛し続けると誓います―


  私の今あるもてる全ての事が貴方の為にだ.け存在する事に漸く気付いたのです。

 貴方は何もいらない、ただ、傍にいてくれればいいというけれど…私が傍にいたいのです。


   ―――苦しみもがいた絶望の過去―――

   ―――今はただ、光ある未来を――――

   ―――私は貴方と歩き続ける―――――

   ―――玉依姫、貴方の傍でしか――――

   ―――私は生きていけないのですから―







 ーEND









どういえばいいのか…

そうですね…ただ、御子柴さんは記憶のない自分が怖くなかったのか?とか

自分が何者であるか分からないというのは結構辛いんじゃないかと…

それを救ってくれたというか探していた答えが見えたとき。

今ここにいる存在理由が珠洲と出会うためだったと気付いてくれたんだと思いたいんです。(私のかってな憶測です)

それと…この話は御子柴ENDから数年後設定となっております。

描写からも分かると思いますが…ラブラブ夫婦さんという感じです。
 
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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[緋色の欠片二次小説
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