緋色と翡翠雫の欠片


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拓磨×珠紀

帰り道  拓磨×珠紀

 いつもと同じ道、いつもと変わらない帰り道。

ただ、隣に一番大好きな人がいるだけ…それだけで普段の景色が違って見える。

恋って不思議、どうしてこんなにわくわくどきどきとした気持ちを運んでくるのか…

ちょっとした気持ちの変化に途端に違う景色を見せてくれる。

それに…出会いは、決して良好とはいえない最悪な出会いに近い私達。





作成者:はな






   帰り道










 いつもと同じ道、いつもと変わらない帰り道。

ただ、隣に一番大好きな人がいるだけ…それだけで普段の景色が違って見える。

恋って不思議、どうしてこんなにわくわくどきどきとした気持ちを運んでくるのか…

ちょっとした気持ちの変化に途端に違う景色を見せてくれる。

それに…出会いは、決して良好とはいえない最悪な出会いに近い私達。

いくら守護者と紹介されても、扱いが余りにぞんざいだったことを私は記憶している。

それなのに…いつから私を特別な気持ちで…見ていてくれたのか…すごく気になる。

だから…思い切って、訊ねてしまおう。

「ねぇ…拓磨」
学校からの帰り道、隣を歩く拓磨に声をかける。

「何だ」
拓磨が私を見つめて問い返す。

 私は歩みを止めずにそれでも切り出すのにすこし戸惑う。

「どうした?珠紀。具合でも悪いのか?」
心配そうに顔を覗き込む拓磨に、慌ててかぶりをふりそうじゃないと告げる。

「ならどうした?うん?顔がすこし赤いみたいだけどよ?」
わけが分からないという顔で、首を横に倒す拓磨に私は息を吸い込み言葉を吐き出した。

「あのね?笑わないで聞いてくれる?」
「?ああ良いけど…」
「そのね?拓磨は、いつから私のこと好きだった?」
ちらりと上目遣いに拓磨を見上げた私。

 ぐふっと拓磨が息を詰まらせる。

「大丈夫?」
「ああ、だけどいきなり何を言いだすんだよ、お前は…」
「うん~ちょっときいてみたくなって…だって、拓磨私のことめんどくさい女って思ってたでしょ?」
「っ!!」
私の鋭い指摘に拓磨は眼をこれでもかというほど見開く。

「おい」
「何?」
「あの…いやその通り?そうじゃ…いや?でも…」
「拓磨?」
急にしどろもどろと何が言いたいのか拓磨はああでもないこうでもないと言葉を捜している。

 その様子がおかしくて私はくすりと笑みを零す。

「珠紀笑うな、俺は真剣に…」
「わかってるよ、落ち着いてゆっくりでいいから…拓磨の気持ち言葉を聞かせて?」
私は静かな笑みを浮かべて、拓磨を見上げる。

「…そうだな、確かにお前が言うようなところ確かにあったと思う。だけど…そのお前のどんなに辛い現実にも目をそむけず震えながらも立ち向かうところに…俺は惹かれたんだと思う///」
決して飾らない、拓磨の素の言葉は私に穏やかな愛しさを覚えさせる。

「ありがとう…私、嬉しい」
「珠紀?」
「だって、私にはそうするしかできなかったから…何もできないだめな私に…拓磨は身を挺して私を守ってくれた」
「違う、俺は自分の不甲斐なさに情けなくて…だけど、お前が…その細い体で俺たちを守ろうとして毅然と立ち向かう姿を見て…俺がしかっかりとお前を守らなければと…」
「大丈夫だよ、私ちゃんとわかってるから…」
「…なら聞くなよ」
「ごめん、拓磨の口から聞きたかったんだ」
照れ隠しをしながら拓磨がぽりぽりと頭をかきながら私から視線をそらせる。

 私は拓磨の腕に自分の腕を絡ませて、もう一度拓磨の顔を見上げた。

「珠紀…」
「私の事、好き?」
「///ああ、好きだ」
「じゃ、絶対放さないでね?」
「当たり前だろ、誰が手放すか」
「うん、絶対約束だからね」
ああ約束だと拓磨が私の腰に手を回して、ぐっと引き寄せた。

「何度でも誓ってやるさ、俺は、生涯い死してなお、お前を離さず守り続けるとな」
「うん…私も離れないからね」
拓磨は夕日を背にして私の唇に掠めるようなキスをする。

「帰ったら…ちゃんとしたやつしてやる///」
「…うん」
もう、拓磨は恥ずしいこというんだからと私は顔を伏せてしまう。

 だって、恥ずかしいんだもの…仕方ないよね?

私達は確りと手を繋いだまま、夕暮れ時のいつもの道を歩く。

 ただ、その顔は…夕日よりも赤い事は…秘密です。




 ーEND








タイトルどうりのそのままの話しです。

拓磨達の主人公に対する最初の扱いが余りにも酷いので…すこし意思返しがしたくて…できた話です。

少しでも気に入ってくれると嬉しいのですが…





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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[緋色の欠片二次小説
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