緋色と翡翠雫の欠片


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陸×珠洲

幻惑に囚われて 後編 陸×珠洲

皆様、管理人の華です。

『幻惑に囚われて』後編 陸×珠洲 書き終えましたので早速載せますね。

それでは、後編どうぞです。












 幻惑に囚われて 後編






 今は、陸の顔を見るのも辛いのに…

「姉さん…俺にはいえないことなのか?」
しゅんと耳を倒す大型犬のような陸の姿に私は首を振る。

「違うよ、陸。そうじゃないよ」
「ならどうして教えてくれないんだ」
真剣な顔で陸にじっと見つめられると…もう隠す事が正しのか私には分からなくなってくる。

素直になれない自分…偽る事などなくありのままの気持ちを言えばそれだけで、陸には通じると思う。

それでも…路上の砂のようプライドが…私の言葉を封じていた。

「………」
「俺が…頼りないから…姉さんに迷惑ばかりかけているから」
ぎゅっと眉を寄せ泣きそうな陸の顔を見れば、私のプライドなど風に吹き飛ばされてしまう。

「ごめんね陸」
私は陸の体を抱きしめると力を込めて抱き寄せる。

「姉さん…」
陸はただ抱きしめられるまま私の体に戸惑いながらも手を回して抱き返してくれる。

陸の温もりが彼の優しさが私のかたくなな気持ちを解してくれる。

まるで幻惑に囚われたような私の心が軽くなる。

「陸…さっきね?見ちゃったの…」
「?」
たどたどしいけど私が話し始めたことに聞く体制だった陸が疑問符を顔に浮かべる。

「うん…陸が告白されてた所をね?」
クスリと苦笑を浮かべつつ私は珍しく驚きの感情に支配された陸のどうリアクシュンとればいいのか分からない姿に笑顔がこぼれる。

「違う…俺は断ったから…」
「陸?」
「俺には姉さんさえいればそれでいいから…」
「陸…」
陸の台詞が嬉しくないわけじゃない、だけど…兄弟だからと言う理由では…私は釈然としないものを抱え彼の顔を見上げる。

言葉が足りないというのは陸にもわかっていたのだろう…

「そうじゃないんだ…俺は姉さんのことが好きなんだ。兄弟じゃないと知って俺がどれほど喜んだか姉さんにはわからないほど」
すぐに熱い瞳で熱烈な告白をする陸を見て今度は自分が信じられない気持ちで驚いていた。

「兄弟じゃなければ…姉さんを一人の女性として愛する事が出来る」
これがあのどこかおっとりとしていた弟だろうか?私の目の前にいるのは紛れもなく一人の異性で…強烈な印象で自分を惹き付ける。

「陸…私は…」
「姉さんが俺を否定したい気持ちは分かる。だけどこの気持ちは捨てられないんだっ」
今にも叫び出しそうな勢いの陸に私は違うよといいたい、だけど言葉にできる事など僅かな事でしかない。

だから・・・

「姉さっ…」
私は陸の頭の後ろに手を入れるとそのまま引き寄せその唇に唇を重ねた。

 戸惑いながらのこの口付けに答えてくれる陸の気持ちがこんなに嬉しいだなんて…私は泣きやんだはずの瞳から再び涙を零す。

 どれほど口付けていたのか唇が離れてもすぐに追いかけられて私達はこの口付けに夢中になった。

すっかりと西に傾いた夕日が山の稜線消える頃自分を達を呼ぶ守護者達の声で我に返る。

互いに慌てて体を離して、私は恥ずかしくて顔も上げられない。

だけど…陸に手を引かれ起き上がるとそのまま誘われるように短いキスをして、私達は微笑を交わす。

私達の名前を呼ぶ声がだんだんと近づいてくる。

陸が私の手を強く握り私も握り返す。

「行こう」
「うん」
私達は歩き出す…これからまだいくつもの障害が立ちふさがるかもしれない。

それでもこうして2人で手を握りこの気持ちさえ見失わずにいれば…きっとたどりつけるだろう。

私達を待つ幸せな未来が…きっと見えてくることを…陸といれば、私は迷わず信じられる事が出来るから…





ーEND




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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[緋色の欠片二次小説
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