緋色と翡翠雫の欠片


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祐一×珠紀

懲りない守護者(祐一×珠紀)+守護者達

 皆さま、管理人の華です。

今月は祐一×珠紀の強化ガ目標なので、守護者から見た2人?というかラブラブな馬カップルを見れば誰でも取りたくなる反応な?話しです。

どちらかといえば、ギャグティストな話しです、それではどうぞです。







  懲りない守護者






 はぁと吐き出した息がピーンと張り詰めた空気の中で、白いけむりとなり霧散する。

よく見れば、いつも見慣れた風景にも冬の到来を告げるサインが目立つようになっている。

例えば、通り聳えていた木々達からも枯れた木の葉が強風にさらされるたびに一枚一枚と吹き上げられている。

もう明日には、最後の一枚も舞い上げられて、寂しい状態になるのが今から想像できる。

首元に巻いたマフラーを深く巻きなおし春日珠紀はどんよりとした灰色の空を見つめる。

横からその珠紀の寒そうな手を掴んで、狐邑祐一が水色のコートのポケットに自分の手と一緒に入れる。

「寒くはないか」
優しく問いかけた祐一の声も冷たい空気にすぐに白い煙となり消えていく。

「はい、祐一先輩の手はすごくあったかいですから」
にこりと微笑んだ珠紀が隣を歩く祐一を見上げる。

「そうか…俺も珠紀の手が暖かくてずっとこうしていたい」
祐一も珠紀に微笑みを返して、珠紀の手を強く握りなおす。

「///はいっ」
薄紅色に頬を染めそれでも元気よく返した珠紀の返事に祐一も嬉しそうだ。

 どこから見ても今が冬だと言う事を忘れるほどの熱々ぶりの恋人達。



「…なぁ?」
「ういっす」
「あんなげろはくような台詞、俺には死んでも無理だ」
「右に同じっす」
仲の非常によろしいラブラブカップルの後ろから鴉鳥真弘と鬼崎拓磨がひそひそと目じりを寄せて囁き合う。

「ふん、やってられるか」
「狗谷先輩ぃおちついてくださいよ」
「うるさいっ犬戒」
「でも…」
ふんぞり返るほど態度の悪い狗谷遼が石を蹴飛ばすのを犬戒慎司が止めているのだが…

 簡単にやめるような素直な遼ではない。

「そうですよ、狗谷君。もし珠紀さんにあたったらどうするんですか?」
そのすぐ後ろから大人の余裕ガにじみ出る大蛇卓がたしなめる。

「もし珠紀に飛んでいってもあのにやけたやつが何とかするさ」
けっとつばを吐き出すように遼が吐き捨てると

「だからそれが危険なんです」
「?」
「もしそんなことになれば、狐邑君の容赦のない焔が朝昼となく襲い掛かりますよ?」
「?おい、それはどういう意味だ」
卓は笑顔のままでさらりと恐ろしい言葉を吐く。

 その意味ガ掴みきれず眉を顰めた遼が聞き返す。

「いえ、昔狐邑君の逆鱗に触れて、泣き付いて来た方がいるものでね?」
ははと笑い卓が昔実際にあったことを仄めかす。

「ちょっと待てっ!」
そこに遼たちの会話を聞くともなしに聞いていた真弘が息を切らして乱入する。

「おや、鴉鳥君どうしたんですか?息なんか切らして」
にこにこと卓がわざとらしい心配などしてみせる。

「うっ…いやそのなんだ?」
「…まさか」
と途端に先ほどの勢いはどこえやらしどろもどろとなる真弘を見て、遼にぴんとくるものがあった。

「なんだよ?」
「お前か?その泣き付いた情けないやつは」
ふふんと突然上から目線で優越に浸る遼。

「な、情けなくなんか…お前もあの恐怖を体験してからいってみろ、まぁそんな度胸お前にはないだろうがな?」
開き直った真弘が逆に遼を挑発する。

「今の台詞忘れるなよ」
ぷつんと切れた遼は喧嘩ならいつでも買うぜという精神で受けてたつ。

「おお、男に二言はない」
真弘もにやりと頷くと2人を拳を出して付き合わせる。

「全く仕方のない人達ですね」
「本当ですよ」
「まったくです」
やれやれと卓が肩を竦めると卓の両脇に並んでいた慎司と拓磨も深く同感だと頷いた。

「今度は真弘先輩と狗谷が珠紀に泣いてすがるんでしょうか?」
「そうですね、今度は私より珠紀さんが一番の適任者でしょうね」
「…きっと珠紀先輩はうんいいよっていうんでしょうね」
顔を見合わせた三人は優しいですから・…自分達の玉依姫はと大きく頷いたのだった。


 今からでもやつれ果てた真弘と遼が珠紀に泣きつく姿が容易に想像できる。

 今まさに珠紀に向けて横らぬ事をしようとしているだめだめな2人の守護者を三人はなるようになれという気持ちで見送ったのだった。





 ーEND








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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[緋色の欠片二次小説
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