緋色と翡翠雫の欠片


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真弘×珠紀

真弘先輩の誕生日 後編 真弘×珠紀

 まだまだ、続くよ。
          
             作成者 ひより




  






わたしは祐一先輩達が来ていた頃にはもう食べ終わっていた。

「じゃあ、用事があるので先に行きますね」
そう言って階段のドアを閉める。


「なあ、拓磨」

「なんですか?」

「今日の珠紀、変じゃないか?」

「まあ、変と言えば変ですよ」

「それにさっきだってなにか考えていたし、何かを隠しているような」

「隠すって何を隠すんですか?」

「分かってたら苦労はしない」

「……俺らにはわかりませんよ」

「むむむ…分からん」

「珠紀に聞けばいいんじゃないか?」

「聞いたけどないといわれた」

「なら、しかたないっすよ」



その頃珠紀は…。


「どうしよう、真弘先輩に当たっちゃった。でも仕方ないよね、真弘先輩のためなんだから」
言いながら机に座る。

「どうしたの珠紀ちゃん?」
隣でバクバクとお弁当を食べている清乃ちゃんがわたしに話しかける。

「んー、思い出に残るものってなんだろうなーって」
あえてここでは誕生日のプレゼントことは言わない。言ったら絶対清乃ちゃんにからかわれるから。


「思い出に残るもの?」
珠紀の言葉で首を傾げる清乃ちゃん。

「うん」


「んーーー、たとえば…その人の好きなものとか?」

「好きなもの?…あるけど高い…」
真弘先輩はバイクとか欲しそう、でもねぇ…。

「一番はそれだね」
笑顔の清乃ちゃん。

「清乃ちゃんは好きな人いる?」

「いきなり好きな人の話!?…まあ、居るのはいるけど」
頬を赤くしながら言う。

「いいなあ、その人きっと幸だよ」

「そ、そんな事ないよ。きっと迷惑がられて居るよ」
赤くしながら一生懸命に手を振る清乃ちゃん。

「清乃ちゃん……」
わたしは清乃ちゃんを見る。

「珠紀ちゃん」
清乃ちゃんもわたしを見る。

「清乃ちゃん、そんな事言っちゃダメだよ」

「珠紀ちゃん…どうしたの?」

「え?」

「何か悩んでるんでしょ?」

「…うん、その誕生日プレゼント、どうしようかなって悩んでるの」

「そっかあ、やっぱり好きなものでいいんじゃない?無理なら」

「無理なら…?」

「作るんだよ。たとえば手紙とか、あと今は暑いけどマフラーとか」

「そうだね…ありがとう清乃ちゃん!」

「うんいいよ、私達は親友なんだから」

「うん、ほんとありがとう!」


これでわたしの悩みは消えた。あとはプレゼントの方をどうにかすること。






今日もいつもと同じ放課後、門の前で集合する。


「あ、真弘先輩たち。…さてもう集まったんで出発!」

そういってみんな歩きだす。

そして交互に喋ったりする。

そして後ろでは…。


「なあ、拓磨」
真弘が珠紀に聞こえない程度の声で拓磨に話しかける。

「なんすか、真弘先輩」
拓磨もそれに気付き声を小さくして返事する。

「珠紀が元に戻ってるんだ。昼食から放課後までに何かあったのか?」
珠紀が皆に話しかけたりしているところをもながら言う。

「そうですねーー、なんか、多家良と何かあったみたいですよ」
腕を組み考えてその事が思いつき答える拓磨。

「そうか」
安心した声で答えた真弘。


拓磨は思った。

本当に珠紀が好きなんっすね、と。




「真弘先輩」
珠紀が真弘先輩に声をかける。

「!!なんだ」
不意に後ろから声をかけられ驚く真弘。


「真弘先輩、明日空いていますか?」

「まあ、特に予定はないけどよお」

「じゃあ、明日付き合ってもらいたいところがあるんですけど、いいですか?」

「いいぜ、で何時に集合だ?」
喜んで答える真弘。

「うーーん、そうですね、なるべく早く行きたいんで…9時ぐらいはどうでしょう?」

「よっしじゃあ、明日9時に集合な」

「はい!分かりました。ではまた明日」

「おうよ」


真弘先輩が前に向いたのを見計らって拓磨たちに話しかける。

「ねえ、拓磨お願いしたんことがあるんだけど…」

「分かってるよ、真弘先輩の誕生日の飾り付けだろう?大丈夫だちゃんとやってやるよ」

「よく分かったね、ありがとう拓磨たち」

「当然のことだからな」

「もちろん真弘先輩の誕生日なんですから」

皆、微笑んで答えてくれた。




よーーーし明日がんばるぞーーー!!

と心の中で叫ぶ珠紀であった。




 ―完結編へ









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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[緋色の欠片二次小説
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