緋色と翡翠雫の欠片


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克彦×珠洲

夏の誘惑 3 克彦×珠洲   

 珠洲は絶望的な気持ちで克彦の名前を呼ぶ。

「克彦さんっ!」
「呼んだか」
突然どこからともなく声が帰り珠洲だけではなく男達も振り返る。

「おい、お前。人の女に手を出すとは顔だけではなく頭まで悪いんだな」
ふんと上からを人を見下すように鼻で笑った男、氷の微笑克彦の登場である。




作成者:はな





   夏の誘惑 3










 珠洲は絶望的な気持ちで克彦の名前を呼ぶ。

「克彦さんっ!」
「呼んだか」
突然どこからともなく声が帰り珠洲だけではなく男達も振り返る。

「おい、お前。人の女に手を出すとは顔だけではなく頭まで悪いんだな」
ふんと上からを人を見下すように鼻で笑った男、氷の微笑克彦の登場である。

「克彦さんっ」
「お前は馬鹿か、こんな低俗な輩に捕まるとは少しは頭を使え」
珠洲の嬉しそうな声と裏腹に冷めた様子の克彦が素早く男の手から珠洲を取り戻す。

「なっなんだよ、お前は」
「そうだ、俺達が先に眼をつけたんだ」
珠洲がいないことに気付いた男達が声を荒げて声を上げる。

 だが、冷ややかな一瞥で男達を見返した克彦は、

「かってにほざけ」
弱犬の遠吠えとはお前達のことだなと珠洲の体を片手で抱きしめた克彦はせせら笑う。

「あの…克彦さんもうその位で…」
「甘いな、こういう手合いは立ち上がれないくらい叩きのめすのが常識だ」
「それは…ちょっと(やりすぎですよ)」
「お前は甘すぎるんだ、まったく」
だがこのあまちゃんで優しい珠洲が気に入っているのも事実で克彦は溜息をつく。

「おい、俺達を無視するな」
男達がむきになりアピールするとじいっと見つめる克彦の視線にびくりとすくみ上がる。

 こいつじつはかなりやばい人ですか?というのが男達の共通の思いだ。

ひとまとめのように男達は身を寄せて克彦をびくびくとした視線で見上げる。

「…痛い目を見たいなら、相手してやっても構わないが…」
「克彦さん」
「…わかってる、何度もいうな」
珠洲が自分を心配そうにみあげるので仕方なく克彦は面倒だとばかりに応える。

 しかし、ぶるぶると怖いくせに視線をそらせられず自分達を見つめている男達に…面倒だといわんばかりのぞんざいさで、

「目障りだ、消えろ」
肩を大げさに竦めた克彦がそういうと男達は悲鳴を上げて一目散で低低の姿で逃げていった。

「ありがとうございます」
「独りでふらふらうろつくな、お前には玉依姫としての自覚はないのか」
「違います、私は克彦さんを迎えに…」
「煩い、口答えするな。こい」
まだ何かいおうとする珠洲の手を引きずんずんと前を歩く克彦。

「先輩?」
珠洲は何故か怒っているように見える克彦の背中を見つめ不安そうに語りかける。

「………」
しかし克彦からの応えはない。

 無言の克彦に連れられて珠洲は人気のない海神神社にやって来た。


 漸く立ち止まった克彦が珠洲を振り返り唐突に抱えるように抱きしめた。

「克彦さんっ?」
「なにもいうな」
ただ珠洲の体を抱きしめて深く深く珠洲の体を抱きこむ。

 どれくらい抱き合っていたのか夕暮のオレンジが二人から細長い影を作る。

「…俺は…怒ってばかりだな」
ぽつりと珠洲の髪を優しくすきながら克彦が声を漏らす。

「どうしたんですか?」
「いや、余裕のないかなり恥ずかしい場面を見せたとな」
「そんなことありません、克彦さんが助けてくれなかったら…」
「ああ、まったくだ。おかげで柄にもなく嫉妬してしまった」
「へっ?先輩が…ですか?」
「悪いかぁ」
「いえ、そんな///」
珠洲はふっと綺麗な笑みで見つめられ思わず頬を赤く染める。

「まぁいいさ。お前が無事だったんだからな」
「…はい…」
「どうした?顔が赤いな」
「…先輩が…悪いんです」
「俺が?おかしなことをいう」
「だって…見惚れるくらい綺麗な顔で微笑むから///」
「くっ、ならこんなことをする俺は…」
克彦はくすくすと笑みを零しながら珠洲の顎を指ですくい上げると無防備な唇に口付けた。

「///意地悪です///」
珠洲の赤い顔を空いた手で頬を撫ぜ、克彦は本当に楽しそうな顔で微笑む。

「くっ、本当にお前は…」
克彦は身を寄せてすねてみせる珠洲が本当に可愛くて、もう一度唇を重ねる。

 うっとりとするほど甘いキス。

克彦は珠洲の体を離さないとばかりにきつく抱き寄せその赤く色づいた耳朶に唇を寄せて囁いた。

「お前だけだ…珠洲」
「…うん」
「お前だけしか、好きにならない…」
だから…俺がお前を永遠に守り抜くと克彦は珠洲の唇に近い誓約の印を押し当てた。

 夏の誘惑はまだ始まったばかり…だけど硬く結び合った恋人達にはとても魅力的な夏といえるだろう。






おまけ


「晶さんいかなくて良いんですか?」
「やめておけ、馬にけられるのが落ちだ」
珠洲の後を直に追いかけた二人珠洲が絡まれるのを見て直に助けようと駆け出したが、直に克彦が現れ完全に出鼻をくじかれた。

 その時のやり取りも直に珠洲を浚う克彦達を追いかけてきたが、妖しい雰囲気に晶が陸を誘い神社を後にする。

 その途中のやり取りである。

「でも…」
「大丈夫だ、あれでも守護者だ、珠洲が嫌がることはしないさ」
晶に説き伏せられて不承不承という感じで陸が続く。

「(悔しいが、いまだけまかせてやるさ)」
「何かいいましたか?」
「いや、何も、ほら行くぞ」
「晶さん?」
晶の後を歩きながらもまだ陸は首をかしげていた。







ーEND










終りました~~やっとです。

こんなに長くなるとは…でも、克彦さんの格好良いところはかけたかなぁと思います。(自分の中で)

そして、甘いシーンになったかわかりませんが、いちお目指してみました。

甘い克彦さん…どこが甘いか突っ込まない方向でお願いします。
 
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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[緋色の欠片二次小説
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